株取引ってどんなもの?②
①の続きです。株取引の種類について知っていきましょう。
先乗り投資法公式HPへ株取引はどんなものがあるのか~その2
その1では長期投資について説明しました。
長期投資以外にはどんなものがあるのでしょうか。
②投資信託
リスクも怖いし余剰資金も無いので、もっと少ない金額で運用してみたいという人は投資信託もおすすめ。
お菓子の詰め合わせのように、様々な株を詰め合わせた金融商品を投資信託といいます。
これを買うと、様々な銘柄に一気に投資している状態になります。
※積立NISAで買うのも同様
投資信託は毎月100円から積み立てることができます。
またどの株をどれだけ入れるかというのは株のプロ達が選んだものであり、更にその運用もプロが行っているため、一般的に株をそのまま買うよりもリスクは低く抑えられると言われています。
ただし投資信託といえども元本保証はされないのと、リターンは少ないということは覚えておいてください。
③短期~中期投資
1日~数ヶ月以内で売買を終わらせる取引が、短期~中期投資です。
長期投資は今後成長の見込みのある会社の株を買って、会社が大きく成長した時にその株を売る取引でしたが、短期~中期投資の場合は数カ月後、数日後、あるいは数分後に株価があがりそうな銘柄を選んで、取引をすることになります。
決算発表の内容が非常に良かった銘柄や、今世間で注目されているジャンルの銘柄など、いわゆる旬の銘柄と呼ばれるものが短期~中期で株価が上がりそうな銘柄です。
例えば現在のコロナ禍であれば、コロナウイルスのワクチンの開発を行っている会社や、テレワークを導入する会社のための社内システムを開発・販売する会社などが注目株です。
旬の銘柄は値動きが激しくなりがちで、あまり初心者に向いているとは言えません。
しいて言えば、最初のうちは東証1部上場・業績が安定している・株価が低い・一日に取引される株の量が多い・値動きの鈍い銘柄などがおすすめになります。
はじめは少額で分散投資から
リスクが怖い・資金がないという初心者は、5万円~10万円でスタートして徐々に資金を増やす方法にしてみましょう。
また、業績の安定している200円~300円の株を2つ買ってみるのもいいかと思います。
なぜ2つかというと、10万円の資金で10万円の銘柄を1つ持つ場合より5万円の株を2つ持つ方がリスクが低いからです。
これを分散投資といいます。
1つの銘柄だけに資金をすべて使ってしまうと失敗した時のリスクが大きいので、初心者にはおすすめの投資法です。