株を取引きする単位~単元について
株を取引するときは、基本的に1株ではなく100株単位で売買することになっています。
株は単元と呼ばれる単位で取引されていて、1単元=100株となります。
株価というのは1株の値段を示すものなので、1単元買うとしたら株価×100の値段が必要ということになります。
ここでは株の単元についてや、1株からの取引について解説していこうと思います。
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株取引は1単元=100株から
1単元=100株からということは、株価が500円の銘柄を1単元(100株)買うには50,000円の資金が必要になることになります。
2単元(200株)買うなら100,000円、10単元(1000株)買うなら500,000円が必要となってきます。
また基本的には110株や135株など、半端な数の取引はできないルールとなっています。
実は2018年以前には、1単元=100株だけでなく8種類もの単元がありました。
具体的には1・10・50・100・200・1,000・2,000の単元があり、それらが銘柄ごとに違っていたのです。
2007年から徐々に100株を1単元に統一する取り組みが始まり、統一されたのが2018年10月。
これは個人投資家の増加にあたって、もっと便利にして活発な取引をしてもらうためだそうです。
100株単位で買うということは、株価が動くと買い付けた時点の株価×100単位を基準に損益が変動することになります。
例えば500円の株が501円になれば100円の利益で、510円になれば1,000円の利益、600円になれば10,000円の利益ということになります。
逆に499円になれば-100円の損失、490円になれば-1,000円、400円になれば-10,000円ということになります。
1株から取引できる株もある
基本的には1単元=100株からですが、証券会社によっては100株未満の株を取引出来るサービスもあるんです。
これを単元未満株やミニ株といいます。
少額からの投資ができる反面、制約が多いというデメリットもありますが…
例えば、取引出来る証券会社や、取引できる銘柄が限定されてしまいます。
単元未満株を取り扱っている代表的な証券会社は
SBI証券、LINE証券、マネックス証券、岡三オンライン証券、野村證券、SMBC日興証券
などになります。
また、リスクが小さいということはリターンも少ないということです。
利益を出そうと思ったらちょっと難しいものがあるかもしれません。
しかし、練習としてとか、少額からいろいろな銘柄に分散投資するという使い方なら十分メリットはあるかと思いますよ。